経歴

2009/04/23

努力の甲斐あって、技術士の試験の受験申し込み手続きが完了したようだ。とりあえず、申し込みを受理したとか何とかそういった内容のメールが来た。これは、受験ができるという解釈で間違いないのだろうか? いずれにせよ、受験票が来る頃になってみれば判るだろう。

提出した業務経歴だが、これは当然の事ながら素直には書いていない。何せ、入社してから今年の3月末でちょうど7年なのである。入社直後には当然の事ながら研修が行われ、その間はもちろん仕事なんかしていない。配属後だって、右も左も判らないような新人に何ができるわけでもないし、さらには、しばらくの間仕事を離れて研修漬けだった期間もあるわけで、それを単純素直に書いたら「技術士にふさわしい業務の経歴が7年以上」という制約条件を満たすことができない。

だから、入社直後の期間については、そのころやっていた開発プロジェクトの名前を適当に書いておいた。まぁ、全く何も知らないものを書いて、変な突っ込みを受けてボロを出すわけにも行かないから、ある程度話ができるような物を挙げておいたのだが。また、しばらく研修で仕事をしていなかった時期については「○○の研究」ということでごまかしておいた。まぁ、内容の程度は別として、嘘は言っていない。

最近のものにしたって、普段はノーマルな受注開発を行っているノーマルな雑用係に過ぎないのだから、それをそのまま実体通りに書いても制約条件を満たすことはできない。受験要項を見ると「科学技術に関する事項についての計画・研究・設計・分析・試験・評価」をやっていることとある。だから、なんとしても語尾を「計画」「研究」「設計」「分析」「試験」「評価」のいずれかにしなければならない。しかしこのうち、「計画」「分析」「試験」「評価」というのは、ちょっと余りにも実体とかけ離れた感がある。とりあえず「設計」であればあながち嘘ではないので、全部これにしておいた。

順序にしたって、当然の事ながらオーバーラップする部分はあるはずで、それをそのまま書くことはシステム上の制約からして不可能である。だから、多少は実体とずれている部分がある。いや、はっきり言おう。かなりずれている。だが、こればかりは仕方がない。何せ、入社してから7年でパッツンパッツンなのである。期間を短くすることはできない。明らかに怪しいが、みっちり「設計」と「研究」に明け暮れていました、という内容にしておいた。

内容が何であれ、それを証明する「公印」は取ってきたのだし、問題は無かろう。経歴を証明する手だてもなければ、それを確認する術もないのだ。後は、(筆記試験に受かったらの話だが)口頭試問でボロが出ないようにすれば良いまでの話だ。まぁ、それが難しいのだが。

公印

2009/04/17

技術士の2次試験の申し込みが終わった。

技術士の2次試験は実務経験を求めており、業務経歴書を出さなければならない。俺の場合、1次試験に受かったのがついこの間の事なので、「7年以上の実務経験」という奴についての業務経歴書が必要になる。

とりあえず、今年の3月末で入社してから丸7年になるため、何とか適当なことを書いて業務経歴書を書き上げることぐらいは不可能ではない。入社1日目から研修もなくいきなり実務に携わっていました、というかなり無謀な経歴書ではあるが、書くだけならなんとでもなる。

しかし問題は、その業務経歴書には「会社の公印」というのが必要になるということだ。

そもそも「公印」というのが何なのかが判らない。gooの国語辞典を調べても、「公の印」としか書かれていない。これでは何の説明にもなっていない。まぁ、受験申し込みの要項をみると「所属部課の責任者の印」とあるから、課長か部長ぐらいの印があればいいのだろうと勝手に考えていた。しかし、だとしてもどんなハンコをもらえばいいのか? 要項には「無職の場合や自分が会社の社長の場合には、本人の私印を押せ」と記載されていることを考えると、少なくとも認印ではないものと考えられる。では、一体何なのか?

締め切りは4月20日で、その前の日は土日で会社が休みであることを考えると、時間は限りなく無いに等しい。仕方がないから、ヤケクソで総務の人に電話して訊いてみたら、どうやら「公印」として使える事業部長名の印鑑があるという。とりあえず、それをもらってくれば間違いないようだ。

困った。

事業部長というのは、俺から見れば上司の上司の上司の上司の上司である。はっきり言うが、顔を見たこともなければ口をきいたこともない。名前を知っているかどうかというレベルの人だ。課長か部長であれば、多少内容がいい加減であったとしても、なぁなぁで承認してもらうこともできるだろうが、こんなエンもユカリもないおっさんを丸め込むことができるのだろうか?

できるもできないも無い。やるしかない。この時点ですでに申し込みも受験料の支払いも終わっているのだ。受験料1万4千円を無駄にしないためにも、なんとしても印を取ってこなければならない。それも、日程的にはその日の内にやらなければ間に合わない。

そして俺はやった。成し遂げた。かなり無理のある経歴書の内容も受験申込書も、一言一句直すことなく認めさせた。出してしまった後だからいうが、受験申込書に書いた会社の部署名が間違っていたが、それも含めて認めさせた。というか、気づかれる前に印を取ってきた。

まぁ、受験の申し込みだけで、そう大した書類ではないから、ほとんど何のチェックも入らなかっただけなのではあるが、それでも内向的な俺が即日で公印を取ってきたいうのは、大変なことである。俺的には、これを片づけただけですでにおなかいっぱいである。

だが、試験自体はこれからである。そもそも、まだ書類を提出したばっかりで、受験できるかどうかも判らない。とりあえず、受験が認められることを神に祈りつつ、筆記試験の勉強でもすることにしよう。