分析

2009/12/31

欲しいものはあるが軍資金は有限の資源である。ならば何にどれだけ予算をつぎ込むのか、十分に検討しなければならない。しかし検討するとはいっても、そもそも軍資金としてどこまで使用していいものなのかをはっきりさせなければならない。

今まではそれほど厳重な金の管理をしなくてもやってこられたが、やはり将来を見据えて計画的に消費した方がいいものと思われる。ということで、現状の収入と支出のバランスを調査してみることにした。

とは言っても、ちまちまとレシートを集めて帳簿につける気力はない。そもそも今から情報収集を開始していたのでは遅すぎる。何とかして既存のデータを元に傾向を把握するようにしたい。

利用可能なデータは限られている。履歴として残っており参照可能なのは銀行の入出金明細と給与明細だけである。無論、給与明細をいくら眺めてみたところで収入の構成が分かるだけで支出の構成は分からない。そうなると銀行の入出金明細だけが頼りとなる。

入出金明細には、口座引き落としのものはそのものズバリで記録が残されるが、現金で引き出したものやカードで払ったものは使途が記録されない。だからそれらについては記憶だけが頼りとなる。だが、いつにいくら引き出したのかが分かると存外内容を覚えていたりもするので、まぁ、実用上は問題ない。

そう言うことで、とりあえず分析してみた。

まず、元データを月別・項目別に一覧表にまとめ、そこから当面無視するデータを除外する。一つに賞与は別管理とするため除外する。次に非定常的な支出は除外する。そもそも、分析の目的は非定常な支出にいくらつぎ込むことができるのかを求める為だからである。さらに、株式投資などの資産配分の変更に伴う入出金は除外し、なおかつ、交通費は会社から支給されるため相殺する。

そうすると、だいたい次のような結果が得られる。
A.収入:約20万
B.定常的な支出:約5.2万
C.思いやり予算:3万
D.通話料:0.4万
E.クリーニング代:0.6万
F.検定受験料:0.2万

恣意的にいくつかの外乱要因を除外しているため安全とは言い難いが、だいたいの傾向としては間違っていないはずである。

上記のうち、定常的な支出に分類したものは食費や書籍代などであり、多分に削減の余地があるものである。しかし、とりあえずここは将来にわたって減少することはないものと考えた場合、余剰金として利用可能なのは約10万ということになる。つまり、未来があることを想定せず享楽的に生きるのであれば、毎月10万ずつ使っても問題ないという計算になる。

しかしそれはあまりにもリスキーである。そもそも、賞与とそれを当てにした非定常な支出のバランスが考慮されていない。すなわち、この10万という数字を下記の項目に割り当てなければならない。

X.貯蓄
Y.非定常支出準備金(主に大型設備投資)
Z.非定常小口支出(月々出て行く生活費ではない支出)

Yについてはデータが少ないとはいえ分析すれば概算値が出るはずである。となると問題はXとZの配分ということになる。これについては、もう少し考えてみることにしよう。