ディスプレイがないからMB168B+を買ってみた

2014/07/27

諸般の事情で今住んでいるところはもうすぐ引き払うことになる。その関係で、24インチの液晶ディスプレイは自宅に持って帰ってしまった。そうなると、使っているPC(GB-BXCE-2955)に接続するディスプレイがなくなる。

まぁいいかと思っていたが、テレビが見れない件もあり、やっぱり欲しくなる。持って帰るんじゃなかった。

しかも困ったことに、今の出張自体はまだしばらく継続することになりそうだ。たぶん、俺自身が諦めて引っ越すことで、出張を転勤にするまでは、出張の状態が継続するのだろう。

してみると、やはりディスプレイは必要だ。持って帰ってしまった奴をもう一度運んでくることとか、自宅に放置してある金をかけたマシンを持ってくるとか、いろいろと思考を巡らせてみたのだが、いい答えが思い浮かばず、とりあえず、何でもいいから持ち運べるような小さい奴を1つ買っておこう、ということで、ASUSのMB168B+を買ってみた。



重さやサイズに問題はない。持ち運ぶことが可能か? 答えはYESだ。十分に可能だ。解像度はFull HDでまぁいいだろう。

しかし、CPU負荷が高い。

超絶に遅い。IEでもエクスプローラーでもVisual Studioでも何でもいい。何かウインドウをスクロールするだけでCPU利用率が100%になる。Full HDの動画を再生するのは困難だ。まぁ、できなくもないが、動きがちょっといかがわしい感じがする。

そもそも、CPUがCeleron 2955Uでありかなり能力が低い奴を使っているからいけないだけなのだが、それでもこれを前提条件として考えると、USB接続のディスプレイを使うのは難しいといわざるを得ない。

しかしだからといて、24インチのディスプレイを持ち運ぶのは、もう体がつらいからやめにしたいし、かといってほかのノーマルなディスプレイを買うのも癪に障るというか、問題解決になっていない。

結局、ノートPCを買うほかなさそうだが、そんなに長期間使うわけでもないし、今まで買ってきた設備が無駄になるし。どうすればいいのか。

全て諦めて、持ち運び用の端末をSurface Pro 3にするのが順当だろうか? しかしこれはOSがWindows 8だしな。そう思うと、買う気がしなくなる。7にはできないだろうか?

都市伝説を実証してみた

2014/07/26


WiMAXで速度が出ないときは、パラボラアンテナのようなリフレクターを作ると早くなる、と、どこかのネットで見たからやってみた。


作ったものは先週からの再掲だが、これである。



この状態で、通信速度を測定してみる。使ったのは、たまたま使える状態でインストールされていた、SoftEtherについてくる通信スループット測定ツールを使っている。

まずは、リフレクター有りの場合。



下りが5.15Mbps、上りが1.33Mbpsである。


リフレクター無しで、屋外に出した場合。まずは、外観。



測定結果。



下りが3.31Mbps、上りが801.38Kbpsである。

リフレクター無しで窓際にぶら下げた場合。



測定結果はこうなった。




下りが2.31Mbps、上りが12.3Kbpsである。

次は、本体に直接突き刺した場合でる。おそらくこれが、メーカーが想定する正しい使い方なのだろう。

なお、写真では位置関係は分かりにくいが、本体は窓から1m程度はなれた室内に設置されている。



測定結果はこうなった。



下りが3.01Mbps、上りが112.56Kbpsである。

こうしてみると、実のところ下りの通信速度はあまり変わっていないように見受けられる。室内でも屋外でも3Mbps程度出ているのが多少良くなって5Mbpsになるのだから、1.5倍ぐらいである。

だが、上りは大幅に値が変わるようだ。外に出してリフレクターを使うと1Mbpsを超えるが、屋内で状況が悪ければ12Kbpsまで低下している。100分の1である。これでは、コネクションの確立やファイル転送に失敗するのもやむをえないと思われる。

テレビを見るのにかかるコスト

2014/07/20

東京在住の俺が地方に行って困ること。それは何よりも、受信できるテレビ局の数が少ないことである。というか、東京が一極集中で多いのである。

一部ではアニメ不毛の地などといわれる静岡の出身で、はるばる東京まで出てきて幸せな人生を送っていたのだが、ここにきて地方に飛ばされ、その惨憺たる有様に身震し、無い知恵捻って編み出した対策がこれである。

つまり、録画して、そのファイルをネットワーク経由で転送してくればいいではないか、と。

そのためには、それ(具体的に何がとは言わないが)が可能なTVチューナーが必要になるが、驚いたことに世の中にはそういうものも売っていたりする。

とりあえずは、PT3を使っているが、その設定の仕方とか、使うソフトとかについては面倒だからここには書かない。いろいろといかがわしいものを大量に入れて、試行錯誤の末に何とか録画できる環境を整えた。

それができれば、あとはファイルを手元のマシンにダウンロードしてくればいいだけである。だが「だけ」とはいっても、それはそう簡単な話ではない。

録画すると、30分のテレビ番組1本が4GB程度になる。それをどうやってWiMAX経由で転送するのか。業務用の帯域保障の回線とかだったらそれこそ何も考えないでコピーしさえすればいい。あとは時間の問題である。

だが、いかんせん関係者すべてが無保証な世界で、どうやってコピーを完遂するか。とれる戦略は1つ、リトライとレジュームである。

ありがたいことに、WiMAXの回線は設定してやれば、切れても自動的につなぎなおしてくれる。



VPNもリトライしてくれる。



ファイルのコピーは、Windowsのファイル共有を使うのが簡単だが、それでは途中で確実に失敗する。そもそも効率が悪い。だからIrvineを使う。



そのためには、転送元でHTTPかFTPでファイルをダウンロードできるようにしてやらなければならないわけだが、それはもとよりWindows Server 2012を使用している以上、IISの設定をしてやればいいだけの話である。

※後述する理由で、録画サーバ側の画面はキャプチャできていない。

そうすれば、とりあえずダウンロードはできる。

いろいろと試行錯誤した結果から、VPNにはSoftEtherを使用しているが、これの都合上、回線の利用効率はあまりよくない。特に、ファイルを複数同時に転送してやらないと、通信速度が著しく低い状態で頭打ちとなり、速度が出ない

WiMAXを使った俺の環境では、ファイル1つFTPでダウンロードしてやった場合、なぜか知らないが通信速度の上限は60Kバイト/秒で頭打ちになる。しかし、複数(少なくとも4つか5つ)を同時に転送してやると、200Kバイト/秒~300Kバイト/秒程度のスループットが得られる。

※同じく、後述する理由から証拠物件を提示することができない。まぁ、傾向と対策は、上のリンクを見てもらえば十分かと。

前回書いたが、生の通信速度は5Mbpsぐらい出ているのだが、実際のファイルの転送速度は1.6Mbps~2.4Mbpsといったところであるため、おおむね効率としては50%程度である。これが良い数値なのか、悪い数値なのかはよくわからない。ただ、思ったより不経済なことだけは確かである。

プロトコル上は余分なヘッダが付くだけのはずで、直感的には数%程度のオーバーヘッドで済んでほしいところではあるのだが、しかしながら、おそらくはレイテンシ悪いか何かの都合で効率が上がらないのあろう。いろいろと試行錯誤して、UDP高速化機能とかいうのも有効にしてみたりもしたが、ほとんど状況は変わらなかった。

まぁそれでも、4GBのTSファイルを転送するのに4時間半程度、録画後にファイルの分割とダウンロードまでを完全に自動化したから、まぁ概ね許容可能だろうと。

mp4にエンコードする案もあるが、その作業は何やら失敗する可能性があるうえに、エンコードには少なくとも1時間半以上かかるし、画質との兼ね合いもあるが1GB以下にするのは嫌だし、となるとダウンロードには1時間以上は掛かるから、結局大して変わらねぇじゃねぇか、ということでTSファイルのまま落とすことにしていた。

それが昨日までの状態だ。

そこまではよかった。住んでいないアパートの家賃を払い続けるのが無駄に感じられる問題が残るが、それでも地方に飛ばされようが何をしようが、今まで通りの生活水準を維持する鉄壁の環境を構築した。そう思っていた。だがそれも、ついに昨日の夜に崩壊した。

自宅のルータが死んだのだ。

実を言うと、7月上旬にも同じことがあり、その時は往復で4万円もの大金をJR様様に悦びに打ち震えながら上納させて戴くことで、ルータの再起動を行い原状回復を図った。昨日も同じことがあり、やむなく、身悶えするほどの法悦に浸り同じ額をJR様に寄進させていただく栄光に預かることで、再度リセットを行っている。

ところが、自宅に帰ってきて接続状況を確認したところ、初めは良かったのだが1時間もしないうちに死にやがった。

これが土曜日の状況であり、まだ日曜日があるから時間的には対応できないこともない。しかし、すでに1ヶ月の可処分所得を超える額をドブにすてており、もう対応できない。8万あればBSアンテナとレコーダーを買ってお釣りがくるぐらいである。もう無理。

今となってはす時すでに遅しだが、とりあえず原因を考える。

再起動したときに、関係するやつらを順番にやって試してみたのだが、その時の感覚からすると、下記のN/W構成図に示したもののうち、「ブロードバンドルータ2」と書いてあるやつが駄目らしい。こいつが時々死ぬようだ。



だが、このN/W構成からすると、VPNサーバは死ぬはずはない。完全に不通になるところからすると、俺としてはフレッツ光のモデムか「ブロードバンドルーター1」と書いてあるやつが原因だろうと思っていたが、そうでもないらしい。

ならば、なぜ死ぬのか。

ちゃんと調べたわけではない。だが、おそらくは、VPNサーバのN/W構成が適切ではなく、入ってくるときと出ていくときとで、パケットの経路が異なるのだろう。ブロードバンドルータ1の設定から、外からVPNサーバに入ってくるパケットは、必ず192.168.3.33のポートに放り込まれるはずである。しかしながら、よくある間違いだが、おそらくは返りのパケットは192.168.1.34からブロードバンドルータ2を通って、外に出て行っている可能性がある。だとすると、こいつが死んだときに全滅する理屈が成立する。



いずれにせよ、最大の間違いは安物のブロバンルータを2つもはさんでいることである。VPNサーバを両方のN/Wに足をのばす構成にしたことが間違いである。

だがそれも今となっては後の祭りだ。N/W構成をどのように修正しようかと思考を巡らせたところで、どうやっても直しようがない。

俺の人生は終わった。もう生きていけそうにない

出張が長引いていてだな

2014/07/13

一週間以内であれば、Blu-rayディスクレコーダで録り溜めておくことができるし、PCがなくともそれほど困りはしない。困るけど。しかし、数ヶ月単位で戻れそうにないとなるとだいぶ状況が異なる。本格的に対処が必要だ。

現状、今年に入ってから、自宅に戻れないホテル暮らしな日が多く、少しずつ対処を進めてきていたから、x86なWindowsのマシンと通信回線さえあれば、自宅のマシンには外部からVPNでつなげられる環境は整っている。

N/W構成としてはこんな感じ。



上記の192.168.1.11(WinPC)のマシンは、買ったばかりのグラフィックボードを投入したやつで、常時電源を入れておくと金がかかってたまらないから、Wake on LANで電源のON/OFFができるようにしている。

192.168.1.33(WinHVC)のやつはこの間CPUをA10-6700Tに変えたやつで、こいつは常時電源が入れっぱなしになっている。上図では別のマシンとして存在しているかのように記載してあるが、こいつの上で192.168.1.34(VPNサーバ)、192.168.1.116(Blade)、192.168.1.26(WinMPS)、192.168.1.35(Win7x862)がHyper-Vによる仮想OSとして稼動している。

VPN接続と書いてあって、点線で囲まれているのが、外部からつないでくるPCだ。VPNでつないだ場合のIPアドレスとしては当然プライベートなIPを名乗るのだが、実態はリモートにある端末だ。VPNサーバを経由して中に入ってくる。192.168.1.50(loox)は富士通のF-07Cだが、これはさすがにPCとしては使っていない。192.168.1.51(BRIX)と書いてあるやつが常用のやつだ

N/Wはこれでいい。外部からVPNで接続できることも確認した。となると問題は以下の2つに収斂される。
(1)インターネットへの接続回線
(2)テレビ番組を録画する

ホテル暮らしな日々だと、通常はインターネット接続回線に頭を悩ませる必要はない。最近では有線か無線の回線が使えるようになっているから、それを使えば問題ない。だが、その期間も長くなると会社としても金がかかって問題になるから、宿舎に入れられることになる。そうなると接続回線がないから、自前で用意しなければならない。

世の中には、幾多のサービスがあるが、以下の条件でフィルタをかけると残るものは1つしかない。
・現実的に有線の回線を引くのは困難
・数ヶ月以内に解約する
・通信量が多い(後述するが、実績値としては1日あたり十数GB程度)

モバイル系のやつで、(今のところ)通信量に制約がないのはWiMAXに限られ、かつ2年縛りや1年縛りがなく、かといって1日単位とかでもないやつとなると、Bic WiMAXしかない。端末はどうせWindowsのPCである以上、一番安い(1円の)USB接続のやつでいい。評判はいろいろあるだろうが、今のところ問題なく使えている。

しいて問題というと、インストールが面倒くさい。製品説明のページに赤字で注意事項が記載されているのだが、なにやらWindows 7だとうまくインストールできないらしい。結局、抜いたり挿したり、入れたり出したり、このあたりに戦いの歴史が刻まれている。



あと、USB-HUB経由で接続すると、電力不足に陥るのか、あるいは論理的な何かが問題になるのかはわからないが、安定して通信できない。時と場合によるが、使い始めたときは特に問題ないのだが、20時間ぐらいファイルのダウンロードを続けていると回線が切断されてしまい、一旦USBを抜き差ししないと認識されなくなってしまう。その事象がおきるタイミングもきっかけも分からないが、少なくともUSB-HUBを使っている場合に生じるらしい。ついでに言うと、使っているUSB-HUBは秋葉原で安く買ってきたUH-2314BKである

USB-HUBを使わないで、本体のUSB3.0のポートに直接接続していると安定して動作してくれる。1週間ぐらいつなぎっぱなしで通信量が100GBを超えても問題ない。不意に切断されたり、あるいは人間様が介入しなければ回復できないなどという事象がおきることはない。問題は、4つしか無い本体のUSBポートを食いつぶしてしまうことだけだろうか。

まぁ、USB-HUB悪者説も否定はできないが、そこまで切り分けてはいない。

それと、WiMAXは室内では電波が入らない。まったくといっていいほど入らない。どこに端末を持っていっても全滅である。完全に通信できない。窓際にもって行けばいいと書いてあるWebページもあるが、それでもまったく駄目である。全然駄目だ。

ならばということで、長いUSBケーブル(3,000円ぐらいした、5mあるやつだ)を使って端末をベランダまで出してやって上で、一部の都市伝説で言われているようにリフレクターを作ってやってみた。

これが正面の御姿。



裏側。



つかー汚ねぇ、著しく汚ねぇ。

総工費としては1,000円ぐらいかかっている。使い古したビニール傘に、レンジフード用のアルミ板をガムテープでべたべたに貼り付けてやっただけの代物である。傘の真ん中に見えているビニール袋に入っているのが本体である。

リフレクターという名前のとおり、電波を反射しているのだとすると、直感的に考えて、本体はこんな根元ではなくもっと離れた位置、たとえば柄の中ほどか先端部分に着けることになるのかと思っていたが、そうでもないらしい。時間をかけてもっとも電波の受信状態が良好な向きや位置を探っていくと、明らかに傘の内側、壁面に触れる様な場所が一番受信する。

つまり、考え方としてはBSアンテナのように電波を反射させて、その焦点に受信機を置くのではなく、猫の耳やメガホンを耳に当てて聞くような、そういう方向の作用をしているのだろう。



具体的には、どのように電波が反射して感度が上がっているのか、まったく理解ができていない。単に、都市伝説と経験則と結果オーライでどうにかしたというのが実態だ。

で、結果としては大体5Mbpsぐらいは出るようになったようだ。



上の図で言うところの「vpnclient_x64.exe」の通信速度の表示がそれだ。右側に見えているグラフと、表の下部にある「ネットワーク I/O 8Mbps」という表示は、内部通信(すなわち、アプリケーションとVPNクライアントの通信)も含まれているらしく、過大な表示になっているはずである。

とりあえず、まったく接続することすらできなかったのが、常時安定して5Mbps出ているのだから大したものだ。都市伝説恐るべき。しかも、このムチャクチャな設備でも予想以上に安定していて、予想以上に接続が切れるようなことは起こらない。



(2)のテレビ番組を見る件については、あとで気が向いたら書くことにする。