自宅警備員の監視業務をIP化する

2014/12/30

長期間自宅を空けていて戻れないとなると、その間自宅で何が起きているのか分からず不安だ。

ということで、こんなものを買ってしまった。



N5402JVという奴である。

ネットワーク経由で操作することができる、赤外線暗視カメラだ。

中国製らしく、至るとこで中華の香りが漂う。まず、箱には本体の色が白と黒が印刷されているのだが、中身が白なのか黒なのか区別がつかない。まぁ、どっちでも良いだろうと思って、適当に店頭で掴んだほうを買ってきたわけだが、どうやら黒だったらしい。

箱を開けると、日本語のマニュアルらしきものが入っているのだが、これがまったく何を言っているのか分からない。

まず、小さいCD-ROMがついているからドライバかなんかのソフトを入れなければならないだろうとは理解できるのだが、紙のマニュアルには、そのインストール方法も何も記載されていない。いきなり、画面からデバイスを選択しろと書いてあって、そこに至るまでの経緯がまったく記載されていない。

とりあえず、CDに入っていたソフトをヤケクソでインストールしては見るものの、マニュアルに印刷されている画面とは、表示されるものがまったく異なる。どこをどう操作したらこういう画面になるのか、何を言っているのか、完全に理解ができない。

だから、1時間ほど頑張って紙のマニュアルを眺めていたが、適当なところであきらめて自力解決を試みることにした。

まず、常識的に考えて、IPカメラである以上、ネットワークに接続してIPアドレスの設定をしてやらなければならないはずである。だが、その方法が分からない。

とりあえず、インストールしたソフトをいじってみる。

いやなことにこんな画面が最大化されて表示される。



すでに右端の白いところに「IPCAM」と表示されているが、これは起動直後には表示されていなかった。

ここで、右側の白いところに下にある、青い地球儀?のようなアイコンを選択すると、こんな画面が表示される。



ここで「Search」と書いてあるボタンを押すと、同一セグメント上に存在するIPカメラが自動的に検索されて表示される。その状態で画面のキャプチャをとりたいところではあるが、ネットワークの設定をすでにしてしまった後で、同一セグメント上にはない状態にしてしまったから、キャプチャはできない。

とりあえず、文章だけで記載しておくと、デフォルトの状態ではこのカメラはDHCPのクライアントとして振舞う。だから、DHCPサーバがあればそこからIPアドレスを取得するようになっている。もしDHCPサーバが存在しなかった場合にはどうなるのかは分からない。

俺の場合は、たまたまDHCPサーバの機能が有効になったルータ配下のLANにケーブルを突き刺したから、ここで検索したときに目的のデバイスを見つけることができた。

でもって、ここでなぜか「√」記号のところにチェックを入れて「OK」ボタンを押下してやると、最初の画面の「Device list」というところにIPCAMと表示されるようになる。

ここで、こいつを選択して試しに右クリックしてやるとこんなメニューが表示される。



なんかいけそうではないか。いいかんじか?

ということで、「Open webpage」を選択してみる。これで、ブラウザから繋ぐことができれば、多分何らかの操作や設定ができるであろう。と、思われたのだが、ここでパスワードの入力を求められる。



ここで困る。ユーザ名とパスワードが分からない。

マニュアルの記載は元よりまったく内容が異なるから当てにならないし、そもそも記載されてはいないようだ。CD-ROMに記録されているマニュアルにも、工場出荷時に設定されているユーザ名とパスワードが何なのかは記載されていない。これで大分時間を費やした。いい加減、いやになって適当に本体を眺めていたら、本体に張ってあるシールに書いてあった。



で、正しくユーザ名とパスワードを入力してやると、こんな画面になる。



かなり中華。

とりあえずEnglishを選択してやれば英語になるから、まぁ操作には困らない、

後は、画面を見ながら適当に操作してやれば、IPアドレスの設定とか何とか適当にどうにかできる。とりあえずかなりいかがわしいOCXのインストールを求められるから、それを全面的に無条件で信用してやって、必要なソフトを入れてやると、こんな画面になる。



なんか、微妙なエラーも出ていなくもないが、とりあえず俺の室内が表示される。左上にある太陽のようなものを触ると、カメラの向きを変えることができる。

左右方向にはおおよそ180度、上下方向には90度ぐらいまで向きを変えることができる。

上の画面だと室内が明るく表示されているが、暗くするとこうなる。



これは、まじめに室内を完全に暗くした状態である。人間の目で見ても、何も見えない状態だ。普通のデジカメで撮影するとこうなる。



何も写らない。

赤外線すげー。

とりあえず、これで長期間自宅を空けていても、ちょっとは安心かもしれない。IPアドレスはDHCPではなく固定で設定してやったから、後は今まで構築してきたネットワーク環境があるから、外部からいつもどおりVPNでつないでやればアクセスできるはずである。

まぁ、構成的にはVPNを通すのではなく直接インターネットからアクセスすることだってできなくはないはずではあるが、このカメラがそれほどセキュリティ性の配慮しているとも思われないので、それはやめておいたほうがよさそうだ。