2006/04/27

セキュア・クライアントなるものに触ってみた

この間、機会があって日立製のセキュア・クライアントとかいうものに触る機会があった。

何分が激しくエンタープライズな製品だから、製造元の広告以外にはほとんど情報が手に入らない。だから俺が個人的な感想をここに書いておいてやる。

まず、システム概要や特徴は省略する。いまさらおれがここに書くべき事はない。

・クライアントPC
クライアントPCはパンフレットにあるよう、HDDレスでOSはWindows XP Embeddedらしい。だから起動は比較的速い。1分はかからない。

起動するとサーバに接続するためのアプリケーションが自動的に起動する。それ以外に入っているソフトは、IEとファイル転送用のソフトぐらいなものである。おそらく変なカスタマイズが入っていて、クライアント単体ではほとんど何もできないように作り込まれているに違いない。

PCのデザインは、何を思ったのかメタリックな暗い赤だった。日立のコーポレート・カラーは赤らしいから、多分その絡みなのだろう。見た目は結構派手だった。

・サーバ
上に書いたように、クライアントPCでできることはサーバに接続することだけである。だから、他に選択肢がないからサーバに繋いでみる事にする。

サーバ側のWindowsが起動されるのはクライアントから接続されたときである。だから接続してから実際に使えるようになるまでに、大分時間がかかる。接続に関わる処理とWindows本体を起動する処理が入るのだから仕方がない。

サーバ側のWindowsは、接続を切断したときには落とすべきであるらしい。Windowsを終了させずに切断すると、その次に接続したときには切断したときの状態から再開されることになるのだが、何分がWindowsであり長期間起動しっぱなしにするとおかしくなるから、やはりクライアントを落とすと同時にサーバ側も落とした方が良いらしい。

OSはWindows XPだった。正確にはWindows XP Professional Blade PC Editionとか言うものらしい。とりあえず、ただのWindows XPだった。

サーバ側のマシンのスペックは調べるのを忘れた。だが、使った感じでは余り速いという気はしなかった。多分、大したものではないだろう。

・操作感
エンドユーザにとっては一番重要な問題である。

まず、LANで接続している場合には、操作してからそれが反映されるまでにはそれ程のタイムラグは感じられなかった。だがウインドウを動かした場合には、やはり不自然な「重さ」を感じる。気にしない人は気にしないのだろうが、気にする人にとっては相当ストレスになるのではないだろうか。

またCDMA1で接続した場合もやってみたが、これは相当酷いと言わざるを得ない。キーを押してから入力されるまでにコンマ何秒かかかる。ウインドウを移動させたりスクロールさせたりした場合は、秒単位で遅延がある。あの状態では、メールの送受信とプレゼンくらいはできるかも知れないが、それ以上のことは不可能と言っていい。少なくとも、細かいポンチ絵が多量に入った資料を作成するのは無理だ。プログラミングも無理そうだ。

やはり、クライアントとサーバ間の通信回線はできる限り高速にした方が良いらしい。それと、重要なのが遅延時間だ。リアルタイム性の高い通信が行われることになるから、できるだけ遅延の少ない回線を用意した方がいい。そうでないとストレスが溜まる。

不思議なことに、ウインドウを表示させたり閉じたりすると、画面に変な跡が残る。初めはクライアント側のせいなのかとも思ったが、どうやらサーバ側の問題らしい。あれは一体何なのだろうか?



Sunの回し者としては、似たようなものとしてSun Rayをいじってみたい気もするが、それはまだ果たせないでいる。UNIX本舗で1万円弱で売ってるみたいだから、金に余裕があったら試すかも知れない。

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