2009/04/17

公印

技術士の2次試験の申し込みが終わった。

技術士の2次試験は実務経験を求めており、業務経歴書を出さなければならない。俺の場合、1次試験に受かったのがついこの間の事なので、「7年以上の実務経験」という奴についての業務経歴書が必要になる。

とりあえず、今年の3月末で入社してから丸7年になるため、何とか適当なことを書いて業務経歴書を書き上げることぐらいは不可能ではない。入社1日目から研修もなくいきなり実務に携わっていました、というかなり無謀な経歴書ではあるが、書くだけならなんとでもなる。

しかし問題は、その業務経歴書には「会社の公印」というのが必要になるということだ。

そもそも「公印」というのが何なのかが判らない。gooの国語辞典を調べても、「公の印」としか書かれていない。これでは何の説明にもなっていない。まぁ、受験申し込みの要項をみると「所属部課の責任者の印」とあるから、課長か部長ぐらいの印があればいいのだろうと勝手に考えていた。しかし、だとしてもどんなハンコをもらえばいいのか? 要項には「無職の場合や自分が会社の社長の場合には、本人の私印を押せ」と記載されていることを考えると、少なくとも認印ではないものと考えられる。では、一体何なのか?

締め切りは4月20日で、その前の日は土日で会社が休みであることを考えると、時間は限りなく無いに等しい。仕方がないから、ヤケクソで総務の人に電話して訊いてみたら、どうやら「公印」として使える事業部長名の印鑑があるという。とりあえず、それをもらってくれば間違いないようだ。

困った。

事業部長というのは、俺から見れば上司の上司の上司の上司の上司である。はっきり言うが、顔を見たこともなければ口をきいたこともない。名前を知っているかどうかというレベルの人だ。課長か部長であれば、多少内容がいい加減であったとしても、なぁなぁで承認してもらうこともできるだろうが、こんなエンもユカリもないおっさんを丸め込むことができるのだろうか?

できるもできないも無い。やるしかない。この時点ですでに申し込みも受験料の支払いも終わっているのだ。受験料1万4千円を無駄にしないためにも、なんとしても印を取ってこなければならない。それも、日程的にはその日の内にやらなければ間に合わない。

そして俺はやった。成し遂げた。かなり無理のある経歴書の内容も受験申込書も、一言一句直すことなく認めさせた。出してしまった後だからいうが、受験申込書に書いた会社の部署名が間違っていたが、それも含めて認めさせた。というか、気づかれる前に印を取ってきた。

まぁ、受験の申し込みだけで、そう大した書類ではないから、ほとんど何のチェックも入らなかっただけなのではあるが、それでも内向的な俺が即日で公印を取ってきたいうのは、大変なことである。俺的には、これを片づけただけですでにおなかいっぱいである。

だが、試験自体はこれからである。そもそも、まだ書類を提出したばっかりで、受験できるかどうかも判らない。とりあえず、受験が認められることを神に祈りつつ、筆記試験の勉強でもすることにしよう。

0 件のコメント: