2009/10/22

PC

長年使ってきた今のPCだが、ついに入れ替えようと思う。

OSやアプリケーションが変化しない限り、PCの性能が低くても問題はないものと考えていたのだが、やはり、必ずしもそういうわけにはいかないようだ。ウイルス対策ソフトにしろ、周辺機器にしろ、ブラウザで見るWebページにしろ、どうしても求められるPCのスペックは年々向上して行き、ついに俺も耐えきれなくなってきた。まぁ、CPUがK6-IIIの450MHzであることを考えれば、よくがんばった方だといってもいいだろう。

そうすると問題は、次はどんな奴にするのかという事だ。

SPECの値を俺なりに分析すると、以下の傾向があることが判った。
 ・純粋な1スレッドあたりの処理速度という観点からすれば、Core2Duoが一番早い。
 ・複数スレッドによる処理を考慮に入れた、CPU単体の処理速度という観点でいくと、XEONのW3580やCore-i7 965がほぼ拮抗していて最高速。XEONの5500番台は必ずしも一番早いと言うわけではないが、その差はわずかである。
 ・性能の値を価格で除したコストパフォーマンスで分析すると、Phenom II x4が群を抜いて一番いい。Core-i7 920は二番手集団に位置している。XEON、特に5500番台のコストパフォーマンスは著しく悪い。

また、これはSPEC intやSPEC floatのベンチマークの性質によるのだろうが、HTはほとんど性能向上に寄与していないらしい。それどころか、むしろスレッド数を増やした方が性能が劣化しているという結果が多数散見され、向上しているデータは少ないように見える。まぁ、Intelの誇大広告ですらHTによる性能向上は25%だというのだから、実際にはどれだけ早くなるのか、推して知るべしということなのだろう。

CPUの選定に関わる重要な要素は二つあるものと考えている。一つは性能である。これには、コストパフォーマンスの概念も含まれる。そしてもう一つは、男の沽券である。Core-i7やPhenom等といった民生用の軟弱なCPUでいいのか、それとも、男らしくXeonやOpteronにするのかという問題である。

OpteronはなぜかCPUそのものが売っていない。マザーボードも手に入りにくいようだ。そうすると、Opteronで自作という線は消える。そういう意味でのスキルは俺にはない。そうすると、男の沽券を守る方向でいくとなると、Xeinがもっとも可能性が高くなる。しかしこれではあまりにも価格が高くなりすぎる。俺の試算が正しければ、Xeonのマルチプロセッサ構成にした場合、55万から75万は必要になる。

では、安い方向でいくとした場合は、やはりコストパフォーマンスが重視されるから、Core-i7の920かPhenomである。Core-i5やCore-i7の800番台はベンチマークの結果になかったから評価していないが、価格によっては考慮の対象になる可能性もある。いずれにせよ、この方向で進んだ場合は、安ければ10万を下回る価格で手にはいる可能性がある。多少こだわっても、20万がいいところだ。

男の沽券を取るか、金を取るか。

どうにも決められないから、考え方を変えてみる。すなわち、俺の男の沽券の価格が55万円(75万-20万)と解釈してみる。そして、買うべきか否か悩むときには、悩んでいるものを人にその値段で売り払う事ができるか否かで考えるといいという。そのアルゴリズムに従って考えてみると、すなわち、俺の男の沽券を人にくれてやる(あるいは捨てる)代わりに55万円入ってくるという事になる。俺の沽券に55万もの価値があるのだろうか。

だがしかし、男の沽券とはそもそもなんなのだろうか?

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