2014/07/20

テレビを見るのにかかるコスト

東京在住の俺が地方に行って困ること。それは何よりも、受信できるテレビ局の数が少ないことである。というか、東京が一極集中で多いのである。

一部ではアニメ不毛の地などといわれる静岡の出身で、はるばる東京まで出てきて幸せな人生を送っていたのだが、ここにきて地方に飛ばされ、その惨憺たる有様に身震し、無い知恵捻って編み出した対策がこれである。

つまり、録画して、そのファイルをネットワーク経由で転送してくればいいではないか、と。

そのためには、それ(具体的に何がとは言わないが)が可能なTVチューナーが必要になるが、驚いたことに世の中にはそういうものも売っていたりする。

とりあえずは、PT3を使っているが、その設定の仕方とか、使うソフトとかについては面倒だからここには書かない。いろいろといかがわしいものを大量に入れて、試行錯誤の末に何とか録画できる環境を整えた。

それができれば、あとはファイルを手元のマシンにダウンロードしてくればいいだけである。だが「だけ」とはいっても、それはそう簡単な話ではない。

録画すると、30分のテレビ番組1本が4GB程度になる。それをどうやってWiMAX経由で転送するのか。業務用の帯域保障の回線とかだったらそれこそ何も考えないでコピーしさえすればいい。あとは時間の問題である。

だが、いかんせん関係者すべてが無保証な世界で、どうやってコピーを完遂するか。とれる戦略は1つ、リトライとレジュームである。

ありがたいことに、WiMAXの回線は設定してやれば、切れても自動的につなぎなおしてくれる。



VPNもリトライしてくれる。



ファイルのコピーは、Windowsのファイル共有を使うのが簡単だが、それでは途中で確実に失敗する。そもそも効率が悪い。だからIrvineを使う。



そのためには、転送元でHTTPかFTPでファイルをダウンロードできるようにしてやらなければならないわけだが、それはもとよりWindows Server 2012を使用している以上、IISの設定をしてやればいいだけの話である。

※後述する理由で、録画サーバ側の画面はキャプチャできていない。

そうすれば、とりあえずダウンロードはできる。

いろいろと試行錯誤した結果から、VPNにはSoftEtherを使用しているが、これの都合上、回線の利用効率はあまりよくない。特に、ファイルを複数同時に転送してやらないと、通信速度が著しく低い状態で頭打ちとなり、速度が出ない

WiMAXを使った俺の環境では、ファイル1つFTPでダウンロードしてやった場合、なぜか知らないが通信速度の上限は60Kバイト/秒で頭打ちになる。しかし、複数(少なくとも4つか5つ)を同時に転送してやると、200Kバイト/秒~300Kバイト/秒程度のスループットが得られる。

※同じく、後述する理由から証拠物件を提示することができない。まぁ、傾向と対策は、上のリンクを見てもらえば十分かと。

前回書いたが、生の通信速度は5Mbpsぐらい出ているのだが、実際のファイルの転送速度は1.6Mbps~2.4Mbpsといったところであるため、おおむね効率としては50%程度である。これが良い数値なのか、悪い数値なのかはよくわからない。ただ、思ったより不経済なことだけは確かである。

プロトコル上は余分なヘッダが付くだけのはずで、直感的には数%程度のオーバーヘッドで済んでほしいところではあるのだが、しかしながら、おそらくはレイテンシ悪いか何かの都合で効率が上がらないのあろう。いろいろと試行錯誤して、UDP高速化機能とかいうのも有効にしてみたりもしたが、ほとんど状況は変わらなかった。

まぁそれでも、4GBのTSファイルを転送するのに4時間半程度、録画後にファイルの分割とダウンロードまでを完全に自動化したから、まぁ概ね許容可能だろうと。

mp4にエンコードする案もあるが、その作業は何やら失敗する可能性があるうえに、エンコードには少なくとも1時間半以上かかるし、画質との兼ね合いもあるが1GB以下にするのは嫌だし、となるとダウンロードには1時間以上は掛かるから、結局大して変わらねぇじゃねぇか、ということでTSファイルのまま落とすことにしていた。

それが昨日までの状態だ。

そこまではよかった。住んでいないアパートの家賃を払い続けるのが無駄に感じられる問題が残るが、それでも地方に飛ばされようが何をしようが、今まで通りの生活水準を維持する鉄壁の環境を構築した。そう思っていた。だがそれも、ついに昨日の夜に崩壊した。

自宅のルータが死んだのだ。

実を言うと、7月上旬にも同じことがあり、その時は往復で4万円もの大金をJR様様に悦びに打ち震えながら上納させて戴くことで、ルータの再起動を行い原状回復を図った。昨日も同じことがあり、やむなく、身悶えするほどの法悦に浸り同じ額をJR様に寄進させていただく栄光に預かることで、再度リセットを行っている。

ところが、自宅に帰ってきて接続状況を確認したところ、初めは良かったのだが1時間もしないうちに死にやがった。

これが土曜日の状況であり、まだ日曜日があるから時間的には対応できないこともない。しかし、すでに1ヶ月の可処分所得を超える額をドブにすてており、もう対応できない。8万あればBSアンテナとレコーダーを買ってお釣りがくるぐらいである。もう無理。

今となってはす時すでに遅しだが、とりあえず原因を考える。

再起動したときに、関係するやつらを順番にやって試してみたのだが、その時の感覚からすると、下記のN/W構成図に示したもののうち、「ブロードバンドルータ2」と書いてあるやつが駄目らしい。こいつが時々死ぬようだ。



だが、このN/W構成からすると、VPNサーバは死ぬはずはない。完全に不通になるところからすると、俺としてはフレッツ光のモデムか「ブロードバンドルーター1」と書いてあるやつが原因だろうと思っていたが、そうでもないらしい。

ならば、なぜ死ぬのか。

ちゃんと調べたわけではない。だが、おそらくは、VPNサーバのN/W構成が適切ではなく、入ってくるときと出ていくときとで、パケットの経路が異なるのだろう。ブロードバンドルータ1の設定から、外からVPNサーバに入ってくるパケットは、必ず192.168.3.33のポートに放り込まれるはずである。しかしながら、よくある間違いだが、おそらくは返りのパケットは192.168.1.34からブロードバンドルータ2を通って、外に出て行っている可能性がある。だとすると、こいつが死んだときに全滅する理屈が成立する。



いずれにせよ、最大の間違いは安物のブロバンルータを2つもはさんでいることである。VPNサーバを両方のN/Wに足をのばす構成にしたことが間違いである。

だがそれも今となっては後の祭りだ。N/W構成をどのように修正しようかと思考を巡らせたところで、どうやっても直しようがない。

俺の人生は終わった。もう生きていけそうにない

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